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先斗町のBARで働いている活発なのか、引きこもりなのかわからないバーテンダーです。

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2010年2月

2010年2月25日 (木)

シングルモルトウイスキー白州10年


以前紹介した12年は、舌の上を通過した後の主張が強くて元気のいいウイスキーです。普通、熟成年数は若いほど荒削りでパンチがあるものが多いのですが、白州10年は私の印象としては12年よりも大人しいと思えます。
なぜか?
それは、エイジングの差以外にも、使用原酒の種類、数、構成比率の違いがあるからです。「白州10年」というウイスキーを造るにあたって、それにふさわしい原酒が選ばれ、「何をどれだけ使うか」をブレンダーさんが決めます。(ブレンダーさんについてはまた今度)
そのため同じシリーズのウイスキーでも、表記されている熟成年数の差からの違い以外に多くの違いが感じられるのです。もちろんシリーズ共通の軸も残っていますが。
エイジングの違うウイスキーを飲むときは、違いと共通点を探して楽しんでください。

・アロマ(グラスごしに感じられる香り
白州シリーズに共通する、ボンドっぽさと柑橘系の混じった香り
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
荒削り感はあまりなく軽快で飲みやすくて、すんなり。喉に一瞬わずかに刺激があるがスモーキーさはうすく、クリーミーでまろやかに甘い。

シリーズの中で12年が有名なため、白州=スモーキーなイメージですが、10年ものだけに限って山崎・余市・宮城峡と比較すると、白州10年が最もまろやかな甘さが備わっていると感じます。

ワンショット1000円です。

2010年2月17日 (水)

シングルモルト軽井沢17年 

3年前にKIRINに買収される以前から、メルシャンのウイスキー生産は縮小傾向にあり、現在は生産は行われておらず、貯蔵庫に眠る原酒をボトリングして販売するにとどまっています。
最も好調だった80年代には、40万リットルを生産していた軽井沢原酒は、無くなり次第もう飲めなくなってしまうのかもしれません。

シェリー樽由来の香りと甘みに独特の土臭い後味が合わさったオリジナリティあるこのウイスキーの結末が、まだ訪れることのないように祈るばかりです。

軽井沢17年には、シェリー樽原酒を中心に酒齢17~31年の軽井沢蒸留所原酒が使用されています。2004年にインターナショナル・スピリッツ・チャレンジで金賞を受賞したその味は・・・

・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
色の段階で想像できるように、安心感をおぼえるシェリー樽の甘い香り
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
スムーズな口当たりだが、かといって全体の印象は軽くはなくミディアム。15年で感じられた若干の苦味は感じられず、ほんの少しだけ酸味のある甘みが、優しく広く喉の奥まで染み渡るように届く

2010年2月10日 (水)

シングルモルト軽井沢15年

ご紹介するのは、昨年販売終了となったシングルモルト軽井沢15年です。
12年と違ってこちらはシングルモルト。シェリー樽原酒を中心に酒齢15~31年の軽井沢蒸留所原酒のみをヴァッティングしてつくられています。

2004年インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)で金賞を受賞したその味は・・・

・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
12年同様の土っぽい印象が感じられる。12年との大きな違いは、香りを吸い込むと最後に鼻の奥にかすかに刺激がある点
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
しっかりとしたシェリーの印象。12年よりもう少しだけ苦味がはっきりしている。後味は穏やかに適度に続く。

全体の印象として言えるのは、12年より香りも味も輪郭がはっきりしているということです。

販売終了につき、現品限り。お早めに!

2010年2月 3日 (水)

ピュアモルト軽井沢12年

ワインで有名なメルシャンですが、1976年に国産初の100%モルトウイスキーとして「軽井沢」を生み出しました。
麦芽はスコットランドから輸入し、熟成はシェリー樽で行うことを徹底し、大量生産とはいかないながらも上質なウイスキーづくりを続けています。

軽井沢12年は、ボトルに表記があるように最高酒齢31年をはじめ貯蔵12年に至る長期貯蔵の原酒を中心に、数多くの個性豊かなモルト原酒を加えてつくられています。
ここで注目したいのは、ピュアモルトという表記です。
メルシャンはウイスキー蒸留所は軽井沢に一つ所有しているだけです。
どこの蒸留所のどんな原酒とヴァッティングされているのでしょうか。スコットランドから買った原酒とヴァッティングされているという説、モルト100%を強調するためにあえてシングルモルトと表記しなかったという説もあります。本当のところはわかりません・・・

2001年のインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションで金賞を受賞したその味は・・・

・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
少しの酸味と、土っぽい印象。鼻に刺さるほどの刺激はない
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
やさしい口当たりから、ビターチョコのような若干の苦味と、香りの印象そのままに土っぽい安心感あるクセが感じ取れる

ワンショット1000円です。

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