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先斗町のBARで働いている活発なのか、引きこもりなのかわからないバーテンダーです。

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2010年2月10日 (水)

シングルモルト軽井沢15年

ご紹介するのは、昨年販売終了となったシングルモルト軽井沢15年です。
12年と違ってこちらはシングルモルト。シェリー樽原酒を中心に酒齢15~31年の軽井沢蒸留所原酒のみをヴァッティングしてつくられています。

2004年インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)で金賞を受賞したその味は・・・

・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
12年同様の土っぽい印象が感じられる。12年との大きな違いは、香りを吸い込むと最後に鼻の奥にかすかに刺激がある点
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
しっかりとしたシェリーの印象。12年よりもう少しだけ苦味がはっきりしている。後味は穏やかに適度に続く。

全体の印象として言えるのは、12年より香りも味も輪郭がはっきりしているということです。

販売終了につき、現品限り。お早めに!

2010年2月 3日 (水)

ピュアモルト軽井沢12年

ワインで有名なメルシャンですが、1976年に国産初の100%モルトウイスキーとして「軽井沢」を生み出しました。
麦芽はスコットランドから輸入し、熟成はシェリー樽で行うことを徹底し、大量生産とはいかないながらも上質なウイスキーづくりを続けています。

軽井沢12年は、ボトルに表記があるように最高酒齢31年をはじめ貯蔵12年に至る長期貯蔵の原酒を中心に、数多くの個性豊かなモルト原酒を加えてつくられています。
ここで注目したいのは、ピュアモルトという表記です。
メルシャンはウイスキー蒸留所は軽井沢に一つ所有しているだけです。
どこの蒸留所のどんな原酒とヴァッティングされているのでしょうか。スコットランドから買った原酒とヴァッティングされているという説、モルト100%を強調するためにあえてシングルモルトと表記しなかったという説もあります。本当のところはわかりません・・・

2001年のインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションで金賞を受賞したその味は・・・

・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
少しの酸味と、土っぽい印象。鼻に刺さるほどの刺激はない
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
やさしい口当たりから、ビターチョコのような若干の苦味と、香りの印象そのままに土っぽい安心感あるクセが感じ取れる

ワンショット1000円です。

2010年1月27日 (水)

ピュアモルト北海道12年

ピュアモルトって何のことでしょう?
というか、シングルモルトって何のことでしょう?
知ってる人にとっては言わずもがなのことですが、知らない人のほうが圧倒的に多いはずです。
モルトとは、ウイスキー原材料の大麦のこと。
知られてないのはシングルの意味です。何が「単一」か。使用されている原酒の蒸留所のことです。
つまりシングルモルトとは、「大麦を原材料に一つの蒸留所で蒸留したウイスキー原酒のみを混ぜ合わせたウイスキー」ということです。

では、ピュアモルトとは?
シングルとは違い、「ピュア」はそのまま「モルト」にかかってきます。「大麦を原材料として蒸留した原酒を混ぜ合わせたウイスキー」ということです。つまり、ピュアモルト表記の場合は使用原酒の蒸留所は複数だということです。

ピュアモルト北海道12年は、余市蒸留所の原酒をベースに宮城峡蒸留所の原酒と混ぜ合わせたウイスキーです。
力強く長い余市の後味と柔らかくスムーズな宮城峡の口当たりを引き継いでいます。

ワンショット1200円です。

2010年1月14日 (木)

シングルモルトウイスキー宮城峡15年


余市シリーズの力強い印象とは違い、マイルドでスムーズな印象の宮城峡シリーズですが、その違いは何故生まれるのでしょう?
原料、ピートを焚く時間やタイミング、蒸留器、蒸留回数、使う樽材、貯蔵環境など挙げだしたらキリがないのですが、今回は蒸留の際の加熱方法について。

製麦→糖化→発酵の過程を終え、(ひととおりメインのウイスキー紹介が終わったらウイスキーが出来る過程なんかも詳しく説明していきますね♪)もろみ(ウォッシュと呼びます)をつくった段階で蒸留に移るわけですが、蒸留の際の加熱方法は二種類あります。直火加熱か間接加熱です。(以下サントリーさんのホームページよりチョコチョコ拝借します。ニッカ製品の紹介なのに・・・)
直火加熱は、蒸留釜に文字通り直接1000℃以上の炎をあてて加熱する方法で、もろみがトーストされます。余市のあの力強いウイスキーは石炭による直火蒸留で生まれるのです。
間接加熱は蒸溜釜内のパイプ等に130℃程度の蒸気を通して加熱する方式です。こちらはマイルドな原酒を作り出します。つまりマイルドスムーズな宮城峡は間接加熱に由来しているのです。(あくまで特徴を形成する一要因ではありますが)


・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
素面状態の一杯目だとしても、この芳醇でスイートな香りの時点ですぐお酒の世界に引っ張られます。うまいウイスキーだとこの時点で思えます。
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
よく言われる表現ですが、カカオのようなコクとチョコレートのような甘さがあります。そんな飲み口の後、ほんの少しだけ甘酸っぱさが感じられます。刺激はすぐに消えるのですがキレとは違い、暖かな優しい印象が心地よく残ります。

45度というアルコール度数を鑑みると、あまり安易には勧めてはいけないのかもしれませんが、ストレートがおいしいです!

ワンショット1800円です。

2010年1月 7日 (木)

シングルモルトウイスキー宮城峡12年

ニッカの第二蒸留所として宮城峡が誕生する際、こんなエピソードがありました。
候補地探しに奔走した関係者は、いくつかの候補地から新川川と広瀬川の合流地点を第二蒸留所建設の最終候補地と決め、この地に創業者・竹鶴政孝を招きました。川原に降り立った竹鶴氏は持参したウイスキーと川の水で水割りを作りました。飲み干したのち、その水割りの味に感動した竹鶴氏はすぐさま蒸留所建設を決めたそうです。

異なる土地で生まれた複数のモルトウイスキーは、ヴァッティングによりウイスキー造りの可能性をさらに広げます。第二蒸留所建設は竹鶴氏の悲願でもありました。


・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
刺激が多少鼻をつくものの、飲まずとも充分に奥深い甘さを連想させる香り
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
べっこう飴のような甘みが飲み口で感じられ、そこからの想像よりはわりとピートが感じられる。甘みが確実に10年よりも奥深いものになっている。

ウイスキー2に、常温の水を1加えると、なめらかな甘みを充分に味わえます。

ワンショット1400円です。

2009年12月25日 (金)

シングルモルトウイスキー宮城峡10年

1969年にニッカ第二の蒸留所として誕生したのが宮城峡蒸留所です。新川(にっかわ)川と広瀬川の合流点にあり豊かな清流に恵まれ、静かで緑豊かな自然環境に囲まれています。二つの川の特徴としてはミネラル分の少なさが挙げられ、そのためウイスキーの味を素直に引き立てます。
ハードなハイランドタイプの余市原酒とは違い、柔らかでスムーズなローランドタイプに近いのが宮城峡原酒の特徴です。

・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
樽由来の香ばしさが穏やかに鼻に抜ける。
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
滑らかで、果実系とは違った重さの感じられる甘味がある。ただ、宮城峡シリーズのイメージとは違い、山崎・白州・余市などの10年ものと比べると、最も尖った刺激が強い。若干、青草っぽい渋みが後味にある。

ワンショット1000円です。

2009年12月18日 (金)

シングルモルトウイスキー余市20年

今更ながら
シングルモルトウイスキーとは、モルト(大麦)だけを原材料に一つの蒸留所で蒸留、貯蔵されたウイスキー原酒を混ぜ合わせたウイスキーのことです。
一本のウイスキーには何種類もの熟成年数の異なるウイスキー原酒が使用され、20年という表記の意味は、使用された原酒のうち最低熟成年数が20年ということです。
世に出るまでに膨大な時間眠り続けてきた余市原酒の結晶であるシングルモルト余市20年(正式にはシングルモルト余市20年以上なかにはヒョっとして30年以上)。彼らのなかには私より先輩さんもいらっしゃるでしょう。スゴイことです。なんだか遠い目になります。

今回、アロマだのフレーバーだの、具体的な言葉は使いません。
「円熟」の一言です。口にした瞬間に支配されます。包まれます。飲むというより少量を「のせる」感じで味わって下さい。ズゥゥ~ンと舌と喉に染み渡ってゆきます。

ワンショット2500円です。

2009年12月 3日 (木)

シングルモルトウイスキー余市15年

余市という場所がウイスキー造りに適する点は以下のように挙げられます
・大麦の産地
・豊富なピート層
・寒冷で、適度な湿度
・良質の水
・石炭の産地
ここで敢えて特筆したいのは、石炭です。前々回にも書きましたが余市蒸留所では、石炭直火蒸留という創業以来の伝統的方法でウイスキーが造られています。余市シリーズ最大の特徴である、骨太な力強さと余韻の長さはここから生まれるのです。

・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
12年に感じた乳製品のような香りがさらに鮮明に感じられ、15年以上という熟成期間の効果を認識できる。
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
口当たりは非常にスムーズで、舌の上に膜を作るように包み込んでくる。丸みにはっきりと甘さが加わっていて、フルーティーというよりは滑らかでミルクっぽい。鼻に刺さるような刺激は無くなりつつあるが、相変わらず余韻は長い。

ワンショット1800円です。

2009年11月26日 (木)

シングルモルトウイスキー余市12年

今回紹介するのはシングルモルトウイスキー余市12年です。
ニッカ創業者の竹鶴政孝氏が北海道の余市をウイスキー製造の地として選んだ訳は、氏のウイスキー製造の理想と合致する。竹鶴氏が理想としたのは自身が学んだスコッチの伝統的製法のもとに創りあげる重厚なウイスキーでした。そのため、スコットランドの気候風土に条件のよく似た、北海道余市に蒸留所を建てたのです。余市とスコットランドのハイランド地方は緯度がつながります。
竹鶴氏の夢の結晶、余市蒸留所で12年以上の熟成を経た原酒のブレンドにより生まれるシングルモルトウイスキー余市12年。その味は・・・

・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
乳製品のような丸みのある香り、木材っぽい香ばしさが感じ取れる
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
樽の熟成香と、スモーキーな香り、フルーティーな甘味が調和し、フィニッシュは10年より穏やかに長い

ワンショット1400円にて。

2009年11月12日 (木)

シングルモルトウイスキー余市10年

今回ご紹介するのは、ニッカのシングルモルトウイスキー余市10年です。
ニッカウイスキー創業者の竹鶴政孝氏は、サントリーの山崎蒸留所の設立に大きく貢献した後に自らの理想とするウイスキーを造るために独立し、1934年に北海道余市市に念願の蒸留所を設立しました。
余市のモルト原酒は、創業以来変わらず石炭による直火炊きによって蒸留されます。そして北の大地で10年以上の熟成を経て得られるその味は・・・

・アロマ(グラスごしに感じられる香り)
フルーティーで華やかな芳香
・フレーバー(口にしたとき感じられる香り、味)
滑らかに入り込み、舌と鼻を適度に刺激され、フルーティーな甘みと丸みのある紅茶っぽいイメージが長く残る。

ワンショット1000円にて!

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